「SPACE SHIP’S CAT Zitto & Gatito」(スペースシップス・キャット ズィットとガティート)は、日本を代表する現代アーティストの一人であるヤノベケンジと、日本を代表するレゲエ・ミュージシャンである三木道三(DOZAN11)らによるプロジェクトです。

ヤノベケンジは、90年代から活動し、日本のサブカルチャーを現代アートに取り入れたパイオニアであり、社会的なメッセージのある機械彫刻や巨大彫刻で知られています。《SHIP’S CAT》は、ヤノベケンジの代表的彫刻シリーズであり、世界中を旅した船乗り猫「SHIP’S CAT」をモチーフに、若者や人々の旅や冒険を守り、地域に幸福を運ぶ巨大な猫として、今まで国内外に展示されています。特に、2022年に開館した大阪中之島美術館に恒久設置された《SHIP'S CAT(Muse)》(2021)は、美術館や街のシンボルとして認知されています。

三木道三は、日本でもっとも著名なレゲエ・ミュージシャンであり、2001年にリリースした『Lifetime Respect』が累計売上90万枚を超え、週刊オリコランキング1位を獲得しました。作詞作曲・ライブ活動に加えて、2021年には文が韻を踏んだ歌詞になってるライム絵本『リディムくんとメロディーちゃん』(絵/ロブ・キドニー、ケンエレブックス)を制作。2022年1月、Amazon絵本・児童書ランキング1位を獲得し、絵本作家としても知られています。

今回、ヤノベケンジの作品世界をイメージして、三木道三が書き下ろし、ヤノベが絵を描いたのが 『SPACE SHIP’S CAT Zitto & Gatito』です。《SHIP’S CAT》は、潜水服や宇宙服をイメージしたヘルメットやスーツを装着し、深海や宇宙へ旅をするこれからの時代の若者の旅をイメージしていました。三木道三は、そこから着想し、宇宙船の船乗り猫と少年がバディとなって冒険の旅に乗り出し、宇宙人達と出会う物語になっています。それは異文化との出会いや交流、融和をも示唆しています。

本プロジェクトは、三木道三の文とヤノベケンジの絵による絵本をコアコンテンツとし、NFTアートや現代アート、フィギュア等に展開されます。この絵本は、音楽の歌詞カードにもなっており、絵本を元にしたミュージッククリップが制作され、7インチレコードのジャケットサイズに設計された紙の絵本が発売されます。

ミュージッククリップの制作とNFTアートの制作は、VJ、NFTアーティストとして知られるmarimosphereが担当し、世界観を拡張します。
最初に、絵本のページをベースにした222個のNFTアートが制作され、その後、絵本に登場するキャラクターがPFP(プロフィールピクチャー)になる​2,222体(予定)のNFTアートが制作されます。絵本のキャラクターとストーリーが、様々なアートフォームで、リアルとデジタルを行き来して、皆様を冒険の旅に誘います。 

NFT PRE-SALE

アロウリスト プレセール: 0.222 ETH(ニャーニャーニャー)
パブリックセール: 0.333 ETH(ミャーミャーミャー)

ロードマップ

ROAD MAP

2023年1月22日
NFTアート発売

2023年2月22日
絵本発売

NFTアート&絵本発売記念イベント

2023年3月29日~4月3日
展覧会

プロフィール

PROFILE

ヤノベケンジ

現代美術作家。1990年初頭より、「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに実機能のある機械彫刻を制作。創作の原点は、幼少期に遊び場で過ごした大阪万博跡地「未来の廃墟」。ユーモラスな形態に社会的メッセージを込めた作品群は国内外から評価が高い。2005年、全長7.2mの《ジャイアント・トらやん》を制作。​2008年、京都芸術大学の共通工房ウルトラファクトリーのディレクターに就任。2011年、東日本大震災後、希望のモニュメント《サン・チャイルド》を制作し、国内外で巡回。3体のうち1体が茨木市(大阪)で恒久設置される。2017年、「船乗り猫」をモチーフにした、旅の守り神《SHIP’S CAT》シリーズを制作開始。2021年、《SHIP’S CAT(Muse)》が2022年に開館した大阪中之島美術館に恒久設置され、注目を浴びている。絵本に『トらやんの大冒険』(赤々舎、2007)、『トらやんの世界 ラッキードラゴンのおはなし』(サンリード、2009)がある。

https://yanobe.com
https://twitter.com/yanobekenji
https://www.instagram.com/kenji_yanobe/

三木道三(DOZAN11)

音楽家。​1996年、三木道三としてデビュー。ジャパニーズレゲエ黎明期の牽引役の 1 人として活躍する。2001 年、『Lifetime Respect』が、累計90 万枚以上売り上げジャパニーズレゲエ初のオリコン週間ランキング 1 位を獲得。2002年、歌手活動を引退。「DOZAN」名義で作家・プロデュース業開始。2014年、「DOZAN11」名義でアルバム『Japan be Irie !!』をリリースして歌手活動再開。2022年、​初めて手掛けた絵本『リディムくんとメロディーちゃん​』(絵/ロブ・キドニー、ケンエレブックス)が、Amazon絵本・児童書ランキング1位を獲得。いち早くメタバースでのライブに参加したり、NFTアーティストとの1点物PFPNFTコラボや、『Lifetime Respect』20周年にハイスペック高級日本酒をプロデュースして、そのラベルデザインをNFTとして配布するなど、積極的にWeb3領域に挑戦する様子がNHKのメタヴァース特集でも紹介された。
J1サガン鳥栖主催レゲエフェス総合プロデューサー。

https://twitter.com/DOZAN11
https://www.instagram.com/dozan11/ 

浅田真理  (marimosphere) 

VJ、クリプトアーティスト。VJとしてJ-WAVE INNOVATION WORLD FESTA、FUJIROCK FESTIVAL、BOOM FESTIVAL(ポルトガル)、SXSW(米)など国内外で様々なフェスに出演し、ライブパフォーマンスや映像空間演出を手掛ける。2017年頃からクリプトに注目、web3が社会にイノベーションをもたらす可能性を確信。2019年 3DスキャンしたアバターとNFTの実証実験を実施。NFTとの融合をいち早く提唱。2021年2月、クリプトアートコミュニティ「NFT & CRYPTO ART JAPAN」を創設。6月、日本初のNFTクリプトアート展覧会「CAJEXB」を開催。2021年7月「CAWA in TOKYO」2022年9月〜10月「CAWA TOKYO 2022」と2年連続で主催/オーガナイズ。エンジニアと協働で「経産省ブロックチェーンハッカソン」など数多くのハッカソンで最優秀賞受賞するほか、アーティスト森万里子初のNFTプロジェクト「Eternal Mass」など数多くのNFTプロジェクトのサポートを手掛けている。

https://twitter.com/marimosphere
https://www.instagram.com/marimosphere

メンバー

MEMBER

アドバイザー兼エンジニア
SOCO 

エンジニアとしてキャリアをスタート。2017年、イラストレーター、クリエイターとして活動を開始。「コインモンスタ(通称コイモン)」というキャラクターを創作し、難解な暗号資産を解説して好評を博す。web3技術の理解を深め、2022年、自身のジェネラティブコレクション「WATCHER ~英雄たちの瞳~」をリリース。同時に「ASAGI」「Hard Animal Generative」「NEO STACKEY」などの著名プロジェクトのエンジニア、アドバイザーを担当。現在もクリエイター活動に加えて、多くのNFTプロジェクトのサポートを手掛けている。

https://twitter.com/soco_art

エンジニア
ふりっきー 

Web 2.0 に関する15年間以上のキャリアを持つエンジニア。2021年、NFTを取り巻く新しい文化に興味を持ち、イラストレーターとして活動を開始。また、web3開発の可能性に惹かれ、solidityやミントサイトの開発を開始。2022年、自身初のジェネラティブコレクション「ラーGEN」が1時間で完売したことを契機に、「おっパラ」、「DDP」、「NFTCOLOR」、「NeoStackey」などのNFTプロジェクトにエンジニアとして参加している。

https://twitter.com/freakyyyy_frick 

企画・編集・色彩設計
三木学 

文筆家、編集者、色彩研究者、美術評論家。独自のイメージ研究を基に、現代アート・建築・写真・色彩・音楽などのジャンル、書籍・展示・アプリなどメディアを横断した著述・編集を行なっている。共編著に『大大阪モダン建築』(2007)『フランスの色景』(2014)、『新・大阪モダン建築』(2019、すべて青幻舎)、『キュラトリアル・ターン』(昭和堂、2020)など。展示・キュレーションに『アーティストの虹─色景』「あいちトリエンナーレ2016」(愛知県美術館、2016)、「ニュー・ファンタスマゴリア」(京都芸術センター、2017)など。

https://twitter.com/culturepot

絵本デザイン
見増勇介、関屋晶子(ym design)

京都のデザイン会社。文化芸術機関との協働を主体に、宣伝美術、アートディレクション、グラフィックデザイン、WEBデザインなどを手がける。主な仕事に「BACK TO 1972」(西宮市大谷記念美術館、2022)、「ミロ展──日本を夢みて[特設サイトデザイン]」(愛知県美術館、2022)、「サーキュラーデザイン」(青幻舎、2022)、「小野田實 私のマル」(姫路市立美術館、2021)、「虹の刻:村上虹郎・山田智和」(CCCメディアハウス、2021)など。

https://www.ym-d.jp
Instagram@___ymdesign 

ウェブデザイン
キキとラム酒

アーティストの支援およびアート関連のサイト制作と運用における相談・サポートを主に行う一方、一般企業のサイト受注、クライアントワークもこなす。
また360度のVRカメラを使用してギャラリーや美術館、展覧会などの撮影・編集、ウォークスルー制作を行っている。
その他、美術館などの公的機関の入札のためのWeb仕様書をまとめたり、アーティストの会員制サイトの立ち上げ、運用や管理などの様々な経験やノウハウを持ち、表には見えないWebにおける運用の問題点や担当者が抱える問題を一緒に解決していくことを得意としている。

翻訳
トッド・ゴールドマン (Daily Flick NY)、田崎なお(GODU) 

ニューヨークと東京を拠点にアートに関する英日の翻訳サポートを行う。英語または日本語のネイティブへ伝わる翻訳を目指し、主にアーティストが執筆するステイトメントやタイトルの訳をアシストしている。​ゴールドマンは映画分野のサポートも積極的に行い、デヴィッド・エヴァニアー著、大森さわこ訳『ウディ』(キネマ旬報社、2017)への文化面のアドバイス、2023年公開映画、成島出監督『ファミリア』の英語台詞の翻訳アシストなどを行った。

本作品に関する規約

TERMS OF SPACE SHIP'S CAT

本作品及び本作品から展開される作品は、ヤノベケンジと三木道三による共同著作物であり、著作権を含む知的財産権を有しています。また、浅田真理と三木学は2次的著作物の権利の一部を保有しています。

1.著作権
・本作品に関する購入者は所有権を保持しますが、著作権は譲渡されません。

2.改変、商用利用の禁止
・本作品の一部または全ての画像、デザイン、音楽、動画等を許諾なく改変したり、商用利用することを禁止します。

3. NFT画像ファイルの保存と利用
・本作品のNFT画像ファイルは、購入者に限り自身のパソコンやスマートフォン等へダウンロードし保存することを許可します。また、SNS等での自身のプロフィールでの使用やデジタルデバイスによる作品展示をすることを許諾します。